こんにちは。岐阜のエステティックサロンfluffyです。
近頃、外の空気は冷たさを帯びてきました。
昼と夜の温度差に加え、室内では暖房の使用も増えてきます。
この変化は、お肌にとって大きな転換点です。
実は、冬に向かうこの時期、皮膚の「水分蒸散(TEWL:Transepidermal Water Loss)」が増加する傾向があることが、研究により明らかになっています。
例えば、冬場に室内暖房下で6時間過ごした被験者では、TEWLが有意に上昇し、角層水分量が低下するというデータがあります。
また、湿度・温度の低下により皮膚バリア機能が低下しやすいというレビューも報告されています。
このように、11月は「見えないうちに」肌の乾燥が進むシーズン。
だからこそ、今の小さなケアの積み重ねが、冬を迎える肌にとって安心材料になります。
加湿器を使う、暖房の風が直接当たらない配置にする、保湿のタイミングを整える――そんな生活の工夫も、肌の支えになるのです。

